こんにちは。新通通信医院神経外科専門医キム・ミンソクです。
腰が痛くなったり、足が下がって病院に行くと、「神経遮断術をしましょう」、「神経形成術を考えてみましょう」などの話を聞くことがあります。ところがこの二つがどう違うのか、私にはどんなものが合うのか説明を聞いても混乱していた方が多いでしょう。
診療室でも「主愛とは違うんですか?」 、 「神経遮断術当たったのに聞かなかったら神経整形術をしなければなりませんか?」同じ質問をよく受けます。
今日は、脊椎非手術手術の代表的な2つの方法である神経遮断術と神経整形術の違いを整理し、どの状態にどの施術が適しているのか分かりやすく説明します。
Q1.神経遮断術とは正確にどのような施術ですか?
神経遮断術(Nerve Block)は、痛みを伝達する神経の周りに局所麻酔薬や抗炎症剤(ステロイド)を注入して、痛みの信号を遮断し、神経周辺の炎症を沈める非手術的手術です。
簡単に言うと、気になって腫れた部位に炎症を軽減する薬を正確に送達すると見てください。注射針を使用し、C-ARM(リアルタイム映像装置)や超音波で針先の位置を確認しながら施行するため精度が高いです。
📌 C-ARM映像誘導下で施行する神経遮断術
🩻診断ポイント— 腰に注射を当てたのに、なぜ足までよくなるのかと聞いてみる方がいらっしゃいます。腰から押された神経が足まで続いているからです。
💉施術の特徴- 腰の神経の周りの炎症を沈めると、その神経に沿って下がっていた足の下がりも一緒に減少することができます。
神経遮断術には、薬物を注入する経路に応じていくつかの種類があります。
| 種類 | アクセスパス | 特徴 |
|---|---|---|
| ミチュー硬膜外注射 | 尾骨(天骨熱孔)を介して注入 | 広い範囲への薬物送達、高齢患者への比較的安全 |
| 後宮間硬膜外注射 | 脊椎骨間の後宮間空間への注入 | 病変の近くに直接アクセス可能 |
| 椎間孔硬膜外注射 | 神経が出る椎間孔に注入 | 特定の神経筋を正確に標的、最も高い効果を報告 |
| 選択的神経筋遮断術(SNRB) | 問題となる単一神経筋への注入 | 診断と治療を兼ねることができる |
Q2.神経形成術は何が違うのですか?
神経形成術(経皮的硬膜外腔神経形成術、Percutaneous Epidural Neuroplasty)は、神経遮断術でさらに一歩進んだ手術です。
神経遮断術は注射針で薬を「注入」することで、神経形成術は直径約2mmの特殊カテーテル(Raczカテーテル)を尾骨側通路(仙骨熱孔)を介して硬膜外空間に挿入し、神経の周りに付着した癒着組織を物理的に剥離と薬(局所麻酔薬、ステロイド、高張性食塩水など)を病変に直接伝える手術です。
🩻診断ポイント- 癒着とは、ディスクの脱出や手術後の神経周辺に繊維組織が付着してしまう現象をいいます。
💉施術の特徴- 癒着が起こると神経遮断術で薬物を入れても 、 痛い神経まで薬がうまく到達できない場合が生じます。神経形成術は、カテーテルでこの癒着を最初に解放し、その後薬物を標的に送達するという点で根本的に異なります。
👨⚕️ 元帳アドバイス— 神経形成術も切開がなく局所麻酔で行われ、ほとんど当日帰宅が可能です。
Q3.どちらの手術、どのような場合に何を受けますか?
同じ背中の痛みでも、状態によって適切な手術が異なります。以下の比較表でまとめておきます。
| 基準 | 神経遮断術 | 神経形成術 |
|---|---|---|
| 原理 | 注射針で薬物を神経の周りに注入する | カテーテルによる癒着剥離+薬物標的送達 |
| ツール | 注射針 | 特殊カテーテル(Raczカテーテル、約2mm) |
| アクセスパス | ミチュー、フグンガン、チュガンゴンなど様々 | 主に仙骨熱孔(尾骨)を介して挿入 |
| 適切な状態 | 急性ディスク脱出、神経筋炎症、初期~中期狭窄症 | 神経遮断術効果不十分時、癒着疑い時、手術後の残存痛 |
| 施術時間 | 10~20分 | 30分~1時間 |
| 麻酔 | 局所麻酔 | 局所麻酔(+軽い鎮静) |
| 入院かどうか | 当日の耳が可能 | 当日の耳が可能(場合によっては1日入院) |
| 治療段階 | 一次非手術手術 | 神経遮断術次の段階(2~3次) |
📌薬物・物理治療→神経遮断術→神経整形術→手術につながる脊椎痛の治療段階
まとめるとこんな感じです。薬物治療と物理療法で改善されていないときに最初に試すこと神経遮断術そして、神経遮断術を受けたが効果が短いか十分でないときは、次の段階と考えることが神経形成術です。
ただし、すべての患者がこの順序に必ず従わなければならないわけではありません。 MRIで癒着がはっきりしたり、手術後の痛みが残っている場合には、最初から神経形成術を考慮する場合もあります。
Q4.副作用や注意事項はありませんか?
どちらの手術も切開がなく局所麻酔で進行するため、手術に比べて合併症のリスクが低い方です。しかし、医療施術だけに知っておくべき点があります。
神経遮断術の場合
手術直後に一時的に足が下がったり重い感じがあることがありますが、ほとんどの場合数時間以内に消えます。ステロイドを使用する手術だけでなく、繰り返し施術が必要な場合には担当専門医に相談して回数と間隔を適切に調節することをお勧めします。
まれに感染症、出血、神経損傷などの合併症が報告されていますが、C-ARMイメージングの下で熟練した専門家が実施した場合、このリスクは非常に低いです。
神経形成術の場合
カテーテルを挿入する手術なので、神経遮断術より技術的により精密な手術です。施術後、一時的に腰や脚に痛みが増すことがあり、これは癒着部位を剥離する過程で生じる反応で、ほとんど2〜3日以内に沈みます。
両手術施術当日過激な活動と飲酒を控え、施術部位を清潔に保つすることが重要です。抗凝固剤を服用中この場合は、必ず施術前に担当医療スタッフにお知らせください。
Q5.施術前に確認したら良い点は何ですか?
神経遮断術でも神経整形術でも、「どんな施術を受けるのか」より「私の痛みの原因にこの施術が合うか」を正確に確認することがより重要です。
同じ足下りでも原因がディスク脱出か、脊椎管狭窄なのか、神経癒着なのか、あるいは理想筋のような筋肉問題なのかによって適切な手術が変わるからです。
👨⚕️ 元帳アドバイス— 施術を考慮している場合は、以下を確認してみてください。
・C-ARMのような映像誘導機器を備えているか(精度に直接影響)
・神経外科または麻酔痛症医学科専門医が直接施術するか
・神経遮断術で十分なのか、神経整形術が必要な段階かを明確に区分してくれるのか
・施術後に度数治療・運動治療などリハビリまで連携するシステムか
・施術経験が十分な医療スタッフか
手術は単独で終わるのではなく、その後リハビリテーションにつながる必要があります効果が維持されます。施術で急性疼痛を沈めた後に度数治療で固まった筋肉を解き、運動治療でコア筋力を回復する過程まで続くことが望ましいです。
❓ よくある質問
Q1.神経遮断術に使われるステロイドが体に有害ではありませんか?
神経遮断に使用されるステロイドは、全身に影響を与える経口ステロイドとは異なり、神経周辺局所部位にのみ少量を注入するため、全身副作用のリスクは非常に低いです。ただし、短期間で過度に繰り返すことは望ましくないので、回数と間隔は担当専門医と相談することをお勧めします。
Q2.神経遮断術がうまくいかない場合は、すぐに手術する必要がありますか?
必ずしもそうではありません。神経遮断術の効果が短いか不十分な場合は、手術前の段階で神経形成術を考慮してみることができます。神経の周りに癒着が生じ、薬物が正しく到達できなかった可能性があるからです。ただし、足の力が抜けたり、大尿障害が伴う場合には手術的判断が優先されることがありますので、専門医と必ず相談してください。
Q3.施術が痛いと聞きましたが、本当にですか?
局所麻酔をした後施行するので施術中に極度の痛みを感じる場合はまれです。神経遮断術の場合、針が神経の近くに到達すると瞬間的に刺すような感覚があるかもしれません。ほとんどの場合、それは確かなレベルであり、施術自体は10〜30分以内に終わります。
Q4. MRIを必ず撮らなければ施術を受けることができますか?
神経遮断術はX-rayと超音波だけでも施行できる場合が多いです。ただし、神経形成術を考慮したり、手術の有無を判断しなければならない状況であれば、MRIによる精密検査が必要になることがあります。 MRIが園内にない場合でも、近くの映像医学科で撮影を案内することができます。
Q5.手術効果はどのくらい続きますか?
個人差があるが、神経遮断術は数週間から数ヶ月間効果が持続することが一般的であり、盆唐ソウル大学病院研究では約55%の患者で1年後も効果が維持されたと報告されています。神経形成術は癒着剥離まで含まれるため、神経遮断術より効果が長く持続する傾向があり、Kimら(2020)の研究では12ヶ月追跡の結果、有意な痛みの減少と機能改善が確認された。ただし、効果を長く維持するためには、施術後のリハビリ運動を着実に並行することが重要です。
🧭クリーンアップ
神経遮断術と神経整形術は名前は似ているようですが、原理と適用対象が異なる施術です。
神経遮断術は注射針で薬物を注入して神経周囲の炎症を沈める一次非手術手術であり、神経形成はカテーテルで癒着を物理的に剥離し、薬物を標的とする次のステップの手順です。
どんな施術が良いのか、悪いの問題ではなく私の痛みの原因と段階に合う方向を決定することをお勧めします。
私の家族にも同じ判断を下せるか、私はいつもその基準で診療しています。
📚参考資料
・ソウル大学病院チョンチョンギ教授チーム(2021)。 「椎間板脱出症の外科的治療と非外科的治療の前向き比較研究」。 128人対象、2年追跡観察。
・Kim SHら(2020)。 「Clinical Outcomes of Percutaneous Epidural Neuroplasty」。 Pain Medicine. 100人対象12ヶ月追跡調査。
・Oh Yら(2019). 「Percutaneous Epidural Neuroplasty for Failed Back Surgery Syndrome」。 Journal of Clinical Medicine.多機関研究207人対象。
・Manchikanti Lら(2019). 「Percutaneous Adhesiolysis for Lumbar Central Spinal Stenosis」。 Pain Physician.体系的文献考察レベルIIの根拠。
・ブンダンソウル大学病院(2020)。神経遮断術の長期効果追跡研究(1年後に55%の効果を維持)。
・健康保険審査評価院(2022)。椎間板脱出症患者統計 — 275万7,526人。
キム・ミンソク院長・腎痛放送医院(麻酔痛症医学科・神経外科協力)
・神経外科専門医
・サムスンソウル病院神経外科勤務
・脊椎手術5,000件以上の集道
・神経遮断術数万件施行
・脊椎診療15年以上の臨床経験
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