ラウンドショルダーですか?首の後ろを触ってみてください
まず、自分がラウンドショルダーかどうか確認してみましょう。簡単です。横になったときに床に肩がつかず浮いている場合は、ラウンドショルダーを疑う必要があります。まっすぐ立ったときに手のひらが体より少し後ろを向いている場合も、肩が曲がっている可能性があります。両腕を頭の後ろに上げて首の後ろをつかんだときに、肘が耳より前に出ている場合は、すでにラウンドショルダーが進行している可能性があります。
ラウンドショルダーは矯正すべきです。放置すると姿勢の歪みや痛みが悪化し続けます。肩が巻き込んでいると首の筋肉を過度に使い、首と肩の筋肉に過剰な緊張を与え、僧帽筋が硬くなり凝り、肩の痛みを引き起こします。ひどくなると頭痛さえも誘発します。胸の筋肉である小胸筋と肩の前面の筋肉が収縮し、肩がますます巻き込まれていきます。肩の後面の筋肉はたるんで弱くなります。肩の筋肉のバランスが崩れると、腕を動かすたびに肩からガクガクと音がし、最終的には腕を上げるだけでも痛みを感じることがあります。肩の後ろにある後部三角筋、肩甲骨と腕をつなぐ棘下筋と小円筋を強化することで、肩関節の安定性を高めながらラウンドショルダーを改善できます。
動作=
正しい姿勢で立ち、正面を見つめる。両手に卵があると想像し、軽く握る。肘を90度に曲げて脇に付ける。肩が上がらないよう注意しながら、下腕を約60度外側に開く。このとき、上腕は体に固定されている必要がある。開いたときに脇の後ろに力が入るのを感じること。しばらく停止し、元の位置に戻る。ループバンドを腕に巻くか、手に弾性バンドを握ったまま動作を行うと、強度を高めることができる。
運動回数と休憩時間=
腕を広げて戻る動作を1回とし、15回ずつ3セットを推奨します。
注意すべき姿勢=
肘は脇にぴったりとつける必要があります。後ろにずれないよう注意してください。胴体から離れてはいけません。肩は上がらないように押さえ、肩甲骨が動かないように動作中ずっと脇の下に力を入れます。