暑くてよく目が覚めるこの頃、ぐっすり眠りたいなら「この食べ物」を食べよう
夏の間私たちを悩ませるものの一つが「熱帯夜」です。熱帯夜のために眠れないと疲労感が増します。熱帯夜に良い睡眠をとる方法について調べてみます。
涼しい寝室の状態を保つ必要があります
熱帯夜に良い睡眠をとるためには、寝室の状態を涼しく保つ必要があります。適切な室温は24〜26度です。あまり低い温度に設定すると、体は温度に適応しようとして、眠っている間に無意識に心拍数を上げる身体活動を行うため、リラックス状態に到達できず、良い睡眠が難しくなります。また、寝入った後でも、夜明けに寒さを感じて目覚めることも多いですが、体温は一度下がると再び上げるのに時間がかかり、再び眠りにつくのが難しい状態になる問題があります。したがって、エアコンは適正な温度に設定し、就寝後1〜3時間動作させてから切れるタイマー機能を活用すると良いでしょう。
睡眠を妨げる行動も控えるべきです。特にお酒を一杯飲んで眠ろうとする場合がありますが、お酒を飲むと逆に睡眠中に頻繁に目覚めてしまい、良くありません。また、カフェインを含むコーヒー、紅茶、チョコレート、コーラ、タバコは覚醒効果があり、睡眠を妨げるため避けてください。
◇良質な睡眠を促す食事を摂る
熱帯夜に負けずにぐっすり眠るためには、快眠を促す食べ物を摂ることも効果的です。
バナナ=
バナナにはカリウム、トリプトファン、ビタミンB6など、睡眠を助ける成分が豊富に含まれています。カリウムは筋肉の弛緩剤のような役割を果たし、私たちの体が睡眠の準備をするのを助けます。また、メラトニンに変換されるアミノ酸の一種であるトリプトファンも豊富です。メラトニンは睡眠と覚醒のサイクルを調整するのに役立つ成分で、夜に睡眠を促します。ビタミンB6もメラトニンの合成に不可欠な成分です。
ハーブティー=
ラベンダーティーやカモミールティーなどは、心身の安定を促し、体をリラックスさせるのに良いです。飲むだけでなく、オイルを一滴垂らして入浴したり、枕に塗って寝ることも効果的です。ハーブティーには、睡眠の開始を助ける抗酸化物質である「アピゲニン」が含まれていると知られています。実際、カモミールティーは睡眠の質を改善し、うつ症状を軽減する効果があるというアメリカの研究結果もあります。
すもも=
プラムには必須アミノ酸のトリプトファンが豊富に含まれています。体内に吸収されるとセロトニンに変わり、その後睡眠を促す「メラトニン」に変化します。ビタミンCや有機酸も豊富で、体内の活性酸素を除去し、疲労を抑える効果もあります。過剰に摂取すると酸性成分のせいで腹痛や胸やけを起こすことがあるため、1日に3〜4個を摂るのが適量です。
キム・ソヒ記者のストーリー