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周囲でよくある豆を継続的に食べたら...筋肉と血管に変化が?

周囲でよくある豆を継続的に食べたら...筋肉と血管に変化が?

 

豆の栄養素の中でタンパク質が40%... 「畑の肉」と呼ばれた

豆は三大栄養素の中で最も重要なタンパク質の含有量が40%もあります。炭水化物30%、脂肪20%が含まれています。デンプンはほとんどなく、タンパク質含有量が多いため、どの作物よりも栄養価に優れています。私たちの先祖が豆を「畑の肉」と呼んだ理由です。実際、豆に含まれる栄養成分は牛肉のサーロインよりも高いです(国立農業科学研究所の資料)。食物繊維、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、ポリフェノール、ビタミンK、鉄、亜鉛、リン、カルシウム、マグネシウムなども含まれています。

心血管疾患の予防に寄与...体内のカルシウム損失を減らす

大豆たんぱく質には血圧を調整する抗高血圧ペプチドが含まれており、体内でカルシウムの損失を防ぎます。カルシウムは骨や歯の構成・維持に重要なミネラルであるとともに、血圧を調整する役割も果たします。大豆の脂質成分は心血管疾患の予防に寄与します。疾病管理庁の心血管疾患予防の指針では、大豆や全粒穀物を継続的に摂取することが、狭心症や心筋梗塞などの心臓病や、脳梗塞や脳出血などの脳卒中の予防に役立つと示しています。

更年期症状の緩和に寄与...昆布やわかめを添えると栄養面で補完される

豆の食物繊維は体内で中性脂肪やコレステロールを減らし、腸の機能を改善します。イソフラボン成分は更年期の女性の症状緩和に役立ちます。乳がん、子宮がん、骨粗しょう症、前立腺がんの予防と治療に寄与します。ただし、豆に含まれるサポニンは体内でヨウ素成分を排出しやすい傾向があります。したがって、ヨウ素が豊富な昆布やわかめなどと一緒に摂取すると栄養の補完になります。

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