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暑くて湿った天気、再発しやすい「足白癬」注意報

水虫は、カビの一種である皮膚真菌によって引き起こされる感染性皮膚疾患です。高温多湿な環境で繁殖が活発になる水虫菌は、夏季、特に梅雨の時期により猛威を振るいます。

水虫は足だけでなく、爪、股間、頭、手などの体のさまざまな部位にも発症することがあります。

 

足をかいた後に頭を触る癖がある場合、頭部の白癬が発生するリスクがあり、これが脱毛を引き起こす可能性もあります。また、個人の白癬が家族全員に感染する可能性もあります。

放置すると全身に広がり、水虫、爪水虫、鱗屑などの疾患を引き起こす可能性があります。特に夏の季節に猛威を振るう水虫には注意が必要です。

 

最も水虫ができやすい部分はどこですか?

水虫は主に足に発生します。特に第4指と第5指の間で頻度が高いです。

 

この部分は解剖学的に指の間の隙間の中で最も広いため、汗がたまりやすいです。このため、足に水虫がある人は毎年同じ部分に再発すると考えがちです。

主な症状は、その部位のかゆみと皮膚が白くただれる現象です。

放置された水虫は、ひび割れた皮膚を通じて菌が侵入し、急性炎症や二次細菌感染の蜂巣炎を引き起こす可能性があります。これにより痛みや腫れが現れ、重症の場合は発熱とともに歩行が困難になり、鼠径部のリンパ節が腫れることがあります。

◇ 水虫の治療期間は?爪水虫はより長くかかる

多くの人が爪白癬の治療は難しくてなかなか治らないと考えているのは誤った認識です。皮膚科専門医の正確な診断と適切な治療を受ければ、爪白癬は完治することができます。

水虫は治療に時間がかかる疾患のひとつです。爪は月にわずか1.3〜1.8mmしか成長せず、年齢を重ねるほどその速度はさらに遅くなるからです。爪が完全に新しいものに生え変わるまで、カビ菌は引き続き爪に留まるため、治療には時間がかかります。

 

水虫の治療は、抗真菌薬を軟膏の形で患部に塗布するか、経口投与によって行われる。

症状がひどくない場合は、抗真菌薬を1日2回、その部位に塗布してください。水虫の部位が消失した後も、さらに2〜3週間塗布することが望ましいです。

このようにしても状態が改善しない場合は、経口抗真菌薬を4〜6週間服用する必要があります。治療中に症状が少し改善したからといって、患者が自己判断で治療を中断したり放棄したりすると、再発する可能性があります。

◇ 予防が最善!夏の感染は簡単に広がるので注意が必要

水虫の予防も治療と同じくらい重要です。足の水虫は治療後も靴下や靴などに残っていた皮膚真菌によって再発することが多いです。爪水虫も再感染が起こりやすいです。

足の水虫を予防するためには、1日に少なくとも一度は足を清潔に洗い、汗をたくさんかく場合はより頻繁に洗うことが良いです。足を洗った後は、通気を良くして足の指の間までよく乾かし、乾燥させておく必要があります。汗を多くかく場合は、吸収性の良い綿の靴下や指の間に履く靴下を履くことが良いです。

きつく締め付ける靴よりも、つま先が見えるサンダルや通気性の良い靴の方が良いです。湿った天気には抗カビスプレーを足に吹きかけるとさらに良いです。雨の日に濡れた靴は必ずよく乾かしてから履かなければなりません。

水虫は感染力が強いため、スリッパや足拭きタオルなどを共同で使用することは避けるべきです。公共の浴場やプールに行った場合は、家で手足を再び洗うことをおすすめします。

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