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眠っているときに無意識にした腕枕が、致命的な「この症状」を引き起こす可能性がある?

眠っているときに無意識にした腕枕が、致命的な「この症状」を引き起こす可能性がある?
 
腕枕の姿勢、胸郭出口症候群のリスクを引き起こす可能性

 

長時間腕枕をすると、腕や手がしびれることがあります。このように腕が不快な状態で眠ると、筋肉や靭帯が伸びた状態が持続し、睡眠の質が低下し、痛みや疲労がひどくなります。腕枕の姿勢で寝ることは、腕の上に重いダンベルを置いて寝るのと同じです。成人の頭の重さは通常約5kgです。腕枕をすると神経や血管が圧迫されます。血管や神経が絶えず圧迫されると、手が冷たくなり、青紫色に変わる「胸郭出口症候群」が発生することがあります。胸郭出口症候群は、胸郭の上部構造によって上腕神経、鎖骨下静脈、鎖骨下動脈などが圧迫されて痛みが生じる疾患です。胸郭出口症候群は、多くの場合、誤った姿勢によって引き起こされます。腕枕のように、▲首や肩に負担をかける姿勢を長時間維持したり、▲重いバッグを持ち歩いたり、▲長時間コンピューターを使用したりすると、胸郭出口症候群が発生する可能性があります。肩、腕、手などに腫れや静脈の拡張、変色が現れることがあります。まれに、鎖骨下静脈に血栓症が発生することもあります。

天井を見て、背骨のS字カーブを保ちながら寝る
 

睡眠の質を向上させるためには、正しい姿勢で眠ることが重要です。正しい睡眠姿勢は、背骨の「S字」カーブを維持することです。まず、天井を見た状態で後頭部、首、背骨を一直線にし、その後、脇の下や股間の間隔が45度になるように腕と脚をまっすぐ伸ばします。このとき、肩が巻き込まれないようにし、手のひらは天井を向くようにします。膝の後ろに小さなクッションを置くと、背骨から腰、脚にかけての関節が正常なカーブを保つのに役立ちます。枕の選び方にも注意が必要です。枕は横幅が肩より広く、縦の長さは頭のてっぺんから首の骨の先まであるべきで、頭と首をしっかり支え、首への負担を軽減します。横向きで眠る人は、まっすぐ横になって眠るよりも枕の高さを高くする必要があります。肩の高さを考慮して、約10〜15cmが適当です。これにより、肩が床に触れて生じる痛みを軽減できます。

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